栄養士の先生にお願いしていた質問の回答をいただきました。
Q1 老化を防ぐ栄養は?
A1 年を重ねると抗酸化(体の中を錆びつかせない(酸化を抑えること)作用)が低下してしまいます。20代をピークとして、加齢とともに低下してしまうので、普段の食事によって、抗酸化作用をもつ栄養素を摂取することが健康のために大切になります。
【ビタミンA】
小松菜・トマト🍅・にんじん🥕・ピーマン・ブロッコリー🥦・ほうれん草・芽キャベツ・モロヘイヤ等の緑黄色野菜に多く含まれています。
鶏レバー・豚レバー・うなぎ・チーズ🧀・卵🥚に多く含まれています。
緑黄色野菜に含まれるβカロテンは油と一緒に摂取することで吸収率アップ⤴します。
【ビタミンC】
緑黄色野菜に多く含まれています。
キウイフルーツ🥝・いちご🍓・みかん🍊・グレープフルーツなどの柑橘類にも多く含くまれています。
注)カルシウム拮抗薬服用中の方・・・グレープフルーツが禁忌となるため、注意が必要です。
ビタミンCは体内で作られないため、毎日摂取することで吸収率がアップ⤴します。
【ビタミンE】
植物油に含まれており、特にひまわり油・ヤシ油に多く含くまれています。
ごま、アーモンド、ピーナッツ🥜、かぼちゃにも多く含まれています。
ビタミンA・Cと一緒に摂ることで相乗効果があります。
その他、ポリフェノール類(プルーン、りんご🍎、緑茶、紅茶など)やミネラル類(わかめ、のり、昆布、桜えびなど)に抗酸化作用があります。
上記の食材を組み合わせて食べていただくことがポイントになります。
Q2 甘いものがやめられない時はどうすればよい?
A2 甘いのもをドカ食いしてしまう場合には小分けになっているものを選んで買ったり、常備することをやめることが対策になるかと思います。
どうしても食べたい時は、低糖質のものやロカボマーク(上のマーク)が入ったもの選んだり、アーモンドやナッツなど噛み応えのあるものを選んだりしていただくことをおすすめしております。
また、甘いものを食べたいと思ったらガムを噛んだり、歯をみがいたり、散歩に出かけるなど気持ちを紛らわすことで、食べたい気持ちがなくなることもあります。
糖尿病の方ですと、食事と食事の間に食べてしまうと血糖値が上がりぱなしの状態になり身体に負担がかかります。
10:00や15:00のおやつは食べないようにし、その代わり朝か昼の食直後に少量、食べていただくことをお伝えしています。
イメージとしては、懐石料理の最後に出てくるデザートのように少量をすぐに食べる感じです。
以上になります。参考にしてみてください。
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次回は7/10(土)の予定です。
横浜調剤薬局